2022年10月13日にスルナノチームが実施した蒸気配管の改修工事が完了しました。
ナイロン会社の蒸気配管1号線(サーマルフローメーターFQI004からシクロヘキサノン水素化装置南側パイプラック主弁前までの区間)の総延長は1.333kmで、管径によりDN250、DN300、DN400の3区間に分かれています。
2022年6月15日に作業員が現場に入場して施工を開始し、2022年9月30日に工事が完了しました(7月および8月の極端な高温により工事の進捗が遅れました)。2022年10月13日にナイロン会社とシェンルン・ナノ会社の関係者により合同検収チームが編成され、現場での引渡し検査および試験が行われ、すべての検収結果は合格となりました。
| 改装前 | 改装後 | |
| 周囲温度 ℃ | 21.3 | 18.5 |
| 表面温度 ℃ | 35.8 | 22.0 |
| 周囲と表面の温度差 ℃ | 14.5 | 3.5 |
| 蒸気冷却温度 ℃ | 26 | 11 |
断熱改修前後の表面温度および蒸気温度降下の比較
6.1 プロジェクト断熱施工計画
| いいえ。 | 配管の直径と長さ | 従来の方案 | 新しい方案 | ||
| 断熱材 | 断熱厚さ (mm) | 断熱材 | 絶縁厚さ(mm) | ||
| 1 | DN250、603.2M | 3層の50mm厚アルミケイ素繊維毯 | 150 | 3層の10mmエアロゲル+2層(3+2)の60mmアルミケイ素 | 150 |
| 2 | DN300、427M | 3層の50mm厚アルミケイ素繊維毯 | 150 | 3層の10mmエアロゲル+2層(3+2)の60mmアルミケイ素 | 150 |
| 3 | DN400、303.2M | 50mm厚アルミニウムケイ酸ブランケット4層 | 200 | 10mmエアロゲル3層+50mmアルミニウムケイ酸3層(3+3) | 180 |
注:施工過程において、配管スペースの制約により、一部区間の断熱計画が変更されました。







